こんにちは、四十雀です。
今回は、有限会社釘屋商店さん製造の「てんえいヤーコンうどん」のご紹介をしたいと思います。
さて,この商品については,その名前だけを見てもよく分からないことがあるかと思いますので,解説したいと思います。
と,言っても,それ程多く解説することはなく,
①てんえい
→福島県にある岩瀬郡天栄村のことです。
②ヤーコン
→キク科スマランサス属の多年草植物「ヤーコン」のこと
というこの2点を抑えていただければ大丈夫です。
ようは,この天栄村,ヤーコンが名産品で,それを練りこんでいるうどんを販売している,ということです(販売者は天栄村観光商業協同組合)。
ちなみに,あまり日本では食材として馴染みのないヤーコンは南米アンデス山脈が原産地とのことで,血糖値抑制などの効能がある野菜でもあります。
また,製造元の有限会社釘屋商店さんは,明治12年(1880年)創業のお店です(元々は金物店で,戦後,麺に注目し製造を始めたそうです。)。
こちらがヤーコンうどんのパッケージとなります。
茹でる前の麺の太さです。
太さは約2mmと言ったところです。
茹でたての麺の太さです。
太さは約3mmと言ったところでしょうか?
なお,茹で汁を捨てる際,なかなか独特な香りが鼻腔を突いてきました・・・これ,もしかしてヤーコンの香り・・・なのか・・・?
ところで,今回のヤーコンうどん,食べたのが冬のこともあり,温かくして食べてみることにしました。
まず,なめことしいたけを用意,なめこはさっと水洗いを,しいたけは薄く切り,それを水から沸騰させます。
沸騰してきましたら,市販のめんつゆとみりんを入れて味付けをします。
最後は水溶き片栗粉と卵を入れます。
こちらが完成品,きのこ入りあんかけうどんにしてみました。
では,早速食べてみたいと思います。
一見そばにも見える,少し浅黒い感じのうどん,上記のとおり,少し茹で汁が独特な香りがしたこともあり,恐る恐る口にしてみます・・・うん,別段,その独特な香りがしなければ味も特段ありません。
弾力とコシのある,普通のうどんと言った感じです。ヤーコンの健康成分は麺の中に練りこまれているのでしょう。
この弾力とコシのある麺に熱々のあんがよく絡んで,美味しく食べることができました(実は,あんかけを作るのはこれが初めての経験です。)。
なお,このヤーコンうどん,天栄村にある「道の駅 季の里天栄」さんで販売されております。
興味がある方はぜひ一度,お試しください。
商品データ
【商品名】
てんえいヤーコンうどん
【製造】
有限会社釘屋商店(福島県石川郡玉川村)
【原材料名】
小麦粉、食塩,ヤーコン
【茹で時間】
6,7分
【内容量】
220g