こんにちは、四十雀です。
私が生息する福島県は、50以上の酒蔵がある日本酒王国で、毎年品評会で多くの酒蔵さんが金賞を受賞しております。
私自身も日本酒大好き四十雀ですので、折角の機会、県内にある酒蔵さんで出しているお酒試飲及び酒蔵さんの撮影をしてみたいと思い立ちました(時間の都合が合えば、酒蔵さんの内部訪問もしてみたいと考えています。)
なお、原則、試飲しながらブログを書く予定です。誤字脱字の方はご了承ください。
さて、初回となる今回は、「国権酒造」さんの日本酒について、ご紹介をいたします(なお、ラベルでは旧字体の「國権」と表記されていますが、ここでは「国権」と表記します。
国権酒造さんは、南会津郡南会津町町内、私のような古い人間だと、合併前の「田島町町内」と言った方が分かりやすいかもしれません、同町内を通る国道121号線沿いにある酒蔵さんで、全国新酒品評会(2018酒造年度)金賞、しかも、11年連続金賞という、すごい酒蔵さんです。
ホームページによれば、国権酒造さんの創業は明治10年(1877年)とのことです(詳細は後述します。)。とても長い歴史のある酒蔵さんです。
国権酒造さんの前を撮影して見ました。とても趣のある、「旧家」という感じのする酒蔵さんです。
南会津地方の酒蔵さんのお酒ですが、写真(なお、この写真は道の駅たじまさんで撮影)のようにラベルに「国権」とあるシリーズは、県内のお酒屋さんの店頭だけでなく、ネットショッピングの場でも販売されていると思います。
なお、個人的な話ですが、私は国権酒造さんの純米酒が大好きで、よく購入しています。
特に、なかなか私のような貧乏四十雀には手が届きませんが、「純米大吟醸」は、とてもフルーティーで飲み口が良く、以前、宴席の場に一升瓶を持ち込みましたが、ほかの人にたくさん飲ませるのが惜しく、私がほぼ飲んでしまいました。
さて、今回、ご紹介用に購入しましたお酒はこちらとなります。
「国権 特別純米酒」です。
福島県が開発した、酒造好適米「夢の香」を100%使用した、フレッシュでマイルドな味わいに仕上がったお酒、とのことです(ラベルに記載。)。
グラスに注いでみました(グラスはダ〇ソーで購入したものです。)。無色透明です。
香りはそれほど強い訳ではありませんが、日本酒、純米酒特有の良い香りが漂ってきます。
次に一口。
個人的な感想ですが、国権酒造さんの純米酒は、力強い、表現を変えると野趣溢れる感じがするお酒と思っていますが、この特別純米酒は若干マイルドにした、女性にも飲みやすいお酒に仕上がっている、そんな感じがします。
とは言っても、国権酒造さんのお酒らしい力強さも感じられるこのお酒、私的には、会津名産の一つ、馬刺し(赤身)を食べながら、一杯ひっかけたくなってしまいますね・・・。
なお、話は大きく横道にそれますが、酒瓶の写真についていた「◎」の札。開くとこんな感じになります。
写真にあるように、国権酒造さんについての情報が記されております。
ぜひ一度、お試しの程を。
(令和元年6月23日試飲)