こんにちは、四十雀です。
今回は、福島県郡山市にある「南川放水路」を釣行した際のご報告をいたします。
実はこの日、これまで2回針がかりしたもののハリスを切られたコイを釣り上げるべく、郡山市にある大槻公園へ出陣した私ですが、狙っていたポイントがすでにヘラ師に陣取られていたこと、また、朝方から25度を超える暑さ(この日の最高気温は30度を超えました。)に辟易しさっさと納竿、大瀬公園を後にしました。
とは言え、時間にしてまだ朝9時頃のこと。このまま帰宅しては勿体ないと思い、少し気になるポイントに行くことにしました。
今回訪れたのは南川放水路です。南川放水路は安積疎水と市内を流れる南川(阿武隈川に合流。)から分岐しており、最終的に笹原川に合流します。
場所は郡山運転免許センターの近くとなりす。この付近は写真の通り流れはかなり緩やかで、以前から見た目マブナ(ギンブナ)がいそうな場所です。後述しますが、ここで釣りをしている人を数回見たことがあるので、何か魚がいるのは間違いありません。
ちなみに、私が訪れたこの日も先行する3人連れの釣り人がおり、さりげなく何が釣れるか聞いたところ、その釣り人らもここで釣りをするのは初めてだけど、やはり別の先行する釣り人から聞いた話ではコイとハヤが釣れると教えられた、とのことでした。
この川の流れと色を見た限り、ハヤ(ウグイ)がいるようには見えないのですが、もしかすると「オイカワ」の方の「ハヤ」がいるのかも知れません(ウグイもオイカワも、地方により「ハヤ」の地方名で呼ばれることがあります。)。
なぜオイカワがいるか分かったか、というと、以前、南川放水路に繋がる写真の水門付近で釣りをしている老人がおり、話を聞いたところ、ここではオイカワが釣れるとのことでした。それならば南川放水路にオイカワがいる可能性が高いと思われます。
また、南川放水路の水面を見ますと、多くのコイが激しく泳いでいるのが確認できました。
推測ですが、産卵期で複数のオスのコイがメスのコイを追い回している・・・そんな風に見えました(上記写真の水門にまで入り込み、バシャバシャ暴れていました。)。
さて、この日の私は先に書いたとおり、コイ釣りのために大槻公園に出陣していました。折角コイ用の仕掛けを持っているのだし、しかもこのように目の前に泳いでいるコイがいるのです、釣りをしてみることにしました。
今回用意した竿はこちら、「筑後」の銘がある硬調子、5m(5.4m?)と思われる竿です。
「思われる」とあやふやなのは、そもそもこの竿を購入したのが今から20年以上前、私が高校生の頃のことで、当時福島市に住んでいた私がコイ・フナ狙い用に購入して以降殆ど使用していなかったためです(そんな竿がまだまだあります。)。
今回の仕掛けはこんな感じです。餌はマルキューさんの「九ちゃん」を使用しました。
仕掛けは例の水門に繋がる付近に投入してみました。コイは通り道がある魚とのことで、観察していたところ、一定のポイントを泳いでいるのが確認できました。この付近なら、十分期待できると思います。
しかしこの「筑後」、従来使用している5.4mの渓流竿と違い少し重みがあり、長時間持っているとやはり疲れが出てきます。竿立てを用意した方がいいのかな・・・なんて思っていたところ、ウキが一気に沈みました。
のった! と口走りながら、興奮気味に合わせると明らかにヒットしています・・・が、魚が水面に姿を見せる前にハリスを切られました。2号ハリスでも瞬殺されるか・・・さすがコイ、強敵です。
とは言え、このポイントの情報が収集できたので良しとし、この日は納竿することにしました。
そして帰り道、当然のことながら釣具屋さんに寄り、ハリスの太いコイ用の針を購入。次こそ必ずコイを釣り上げるべく、色々研究してみたいと思います。
また、本当にオイカワがいるのか、他に魚がいないかなど、今後色々と調査してみたいと思います。
釣行データ
【釣行日】
令和2年5月3日
【場所】
福島県郡山市 南川放水路
【釣れた魚】
なし
【備考】
コイ、オイカワがいる模様