こんにちは、四十雀です。
今回は、以前ご紹介しました「奥の松酒造」さんについて、別の日本酒を飲みましたので、そのお酒のご紹介をいたします。
sizyuukara-1979.hatenablog.com
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なお、作成してから大分温め、寝かせていたネタとなります苦笑
奥の松酒造さんは二本松市の酒蔵さんですが、大手のメーカーだけあり、郡山市のスーパーでもかなり簡単に手が入り助かっています。
そして、今回購入してみましたお酒はこちらとなります。
奥の松酒造さんの限定品の純米吟醸酒「かめぐち番」です。
「限定」という言葉に弱い私です・・・笑
瓶の裏側のラベルによりますと、
『かめぐち番とは、酒造りの最終工程でしぼった原酒をかめに溜め、それが溢れないよう番をする蔵人(新入りがこれにあたります)の呼び名です。そのかめぐち番が親方の杜氏の目を盗んで味わった最高の味を商品化した本生の純米吟醸です。』
とのこと。なかなかとんでもないことをする「かめぐち番」です笑
また、続きを読みますと、
『オリ引き(もろみなどの白濁を取り除く作業)せずしぼったままの原酒の潤みがかった美味しさを今だけの限定品としてお届けします。』
とのことです。
まず、グラスに注いでみました。
どぶろくや濁り酒ほどではないのですが、ラベルにあるとおり、若干白濁気味のお酒です。
鼻を近付けてみますと、とてもフルーティな香りが確認できます。これが純米吟醸酒の醍醐味だと思います。
次に一口。
口内にフルーティな香りと芳醇な甘さが広がります。これはまた美味い・・・。
なお、うちの細君も飲んでみましたが、とても飲みやすい、女性向けな日本酒とのことでした。
今回おつまみにしてみましたのはまぐろの酒盗です。一口つまむと、かつおの酒盗程のクセはありませんが、それでもやはり、酒盗独特のクセが口内に広がります。
それをかめぐち番で洗い流すと・・・まさに至福のひとときと言えます。
また、子袋のポン酢和えを作りました。上にある九条ネギは自家製です。
人によっては少しクセのある子袋が苦手な人がいるかも知れませんが、そのクセをかめぐち番で洗い流すとまた美味・・・。
今回、初めて飲んだかめぐち番ですが、かなり気に入りました。ぜひともリピートしたい日本酒の一つです。
これを飲んだのは大分前、まだまだ暑い時期のことですが、今なら鍋にも合いそうなお酒と言えるでしょう。
皆様もぜひ一度、お試しの程を。
(令和2年9月27日試飲)