こんにちは,四十雀です。
さて、今回の日本酒紀行ですが、ここ最近、私の中でハマり気味の、魚を使った「骨酒」について、ご紹介したいと思います。
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これまで、私は渓流釣りでお馴染みの魚であるイワナやヤマメを家で骨酒として来ましたが・・・今回、骨酒にする魚はこちらです。
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こちらは「ヒメマス」です。今回はこのヒメマスを骨酒にしてみました。
ちなみに、ヒメマスはベニザケの陸封型で、そのまま塩焼きやルイベにするとかなり美味しい魚ですが・・・昔、マンガ「美味しんぼ」の中で、焼き干しにしたヒメマスを使ったラーメンを作る、という話もあった程(何巻だったかは忘れましたが・・・。)。
それだけ美味しいヒメマスの骨酒、早速作りたいと思います。
まず、下処理(ハラワタ、血合い、エラブタ、ウロコ除去)をしたヒメマスを弱火でじっくり焼きます。
今回用意したのは「大七酒造株式会社」さんの「純米生酛」。
大七酒造株式会社さんは福島県二本松市にある酒蔵なのですが・・・まだ酒蔵訪問をしていないため、今回「番外編」扱いとしています。
そうこうしているうちに、ヒメマスがいい感じで焼き上がってきました。
いつもの通り熱燗を作りまして・・・。
メスティンにヒメマスと熱燗を注いで、少し待てば完成です。
今回は、深川鍋を酒の肴に飲んでみることにしました。
ところで、少し順序は逆になりますが、この純米生酛、冷でまず香りを確認しますと、純米酒特有の香り、また、純米吟醸のフルーティな香りとはまた違う、とても良い香りがします。
そして口に含んでみますと、とても飲み口の良く、しかも深い味わいが口や喉に広がります・・・このまま飲んでもまた美味い日本酒でした。
そして、燗酒かつ骨酒にしますと、ヒメマスの濃厚かつ香ばしいエキスが酒全体に広がり、とても野趣溢れる美酒に変貌を遂げておりました。
この骨酒シリーズ、本当にハマる味です。
少し手間がかかる骨酒ですが、それに見合った美味さを楽しむことができるかと思います。
興味がある方はぜひ一度、お試しください。