こんにちは,四十雀です。
今回は,私こと四十雀が新居を建てるまでの話,第十七夜となります。
時期:令和2年11月
ア 打ち合わせ
ようやく念願の建築許可が郡山市役所から下り,工務店(M’社)さんとの契約ができそうになった私ですが,M’社さんの担当さんから言われたことは,
「これから毎週打ち合わせをお願いします」
とのことでした。
まぁ,一生に一度の買い物です,打ち合わせは仕方ありません。
さて,その打ち合わせ,今月(11月)末に実施したものですが,その席上で,次回(12月頭)までの宿題として,
①契約書の中身の確認
②図面の確認
が出されました。
まずは契約書の内容についてです(ちょっと多いですが,参考までに全部画像をUPしました。)。
結構こと細かく書いてありますが,やはり大事なのは,契約の解除関係や契約不適合責任(昔の瑕疵担保責任)等の条項です。
見たところ,一般的な内容が書かれており,特に気になる点はありませんでしたが,強いて言うなら,最後の部分に「以上」と入れておいた方がいいかな? というところ。
さすがに契約書を交わした後に加筆することはないと思うのですが,やはりそこは信頼をより強固にするために必要かな,と思われるところです。
次に渡されたのはこちらの図面です(実際には十数枚に渡る図面をもらいましたが,ここではその一部のみ掲載します。)。
そして,担当者さんから特に言われたのは,コンセントの位置や造作についての要望でした。
確かに,こういったこまごましたことを確定させていかないと,いつになっても着工出来ないし,その結果竣工時期も遅れてしまいます。
そこで,図面については一部コピーを取り,それにフリクションで私とうちの細君の意見を色々書き,それを次回の打ち合わせに持参することにしました。
特に,書斎の本棚,我が家は漫画本をはじめ本が多くあるので,棚については固定式ではなくスライド式にしてもらうことなど,造作についても色々,自分達の生活に合った形にしてもらうことにしました。
これがなかなか頭を使う,骨の折れる作業ですが・・・実際設置された後は動かすことはできません,真剣に考える必要があるものです。
イ 地盤調査
実は上記の打ち合わせ日,新居予定地で,別働隊が地盤調査が行っておりました。
地盤調査には実家の親父が立会いましたが,結果を先に言えば,新居予定地の南西部について少し地盤が緩い感じがする点以外,問題ないとのこと。
実は新居予定地,かつて井戸があり,地盤的に大丈夫か少し心配でしたが・・・この結果を聞き安堵しました。
なんせ,前回も書いたのですが,もし地盤調査で問題が見つかると,新居を建てる際に杭等を打ち込む必要があり,その費用として100万円程度かかると言われていたからです。
M'社さんの担当さんによれば,昔はこんな地盤調査はしなかったそうですが,現在は契約不適合責任の関係もあり,必ず地盤調査は実施するとのことです。
そして,その結果,M'社さんが手がけている工事ではこのところ立て続けに地盤調査で問題が見つかっているとのこと。
いずれも新たに造成を実施した場所らしいのですが・・・やはり,土地から購入する場合には,そんなリスクがあるかも知れません,十分注意した方が良いようです。
なかなか素人的には,土地の何を注意したら良いかよく分かりませんが,判断する基準のひとつに,当該土地の「地名」がある,そう教えてもらいました。
例えば,地名に「沢」など,「さんずい」のような水に纏わる部位が入る地名は,水害に関する何かいわくがある可能性があるそうです。
確かに,地名が過去に起きた災害を示す,ということは聞いたことのある話で,平成26年(2014年)に広島県で発生した土砂災害の現場は過去「蛇落地」という地名があったと言います(昔は土砂崩れを「蛇落」等と表現したそうです。)。
この手の話については,詳しく書かれた書籍も販売されていますので,気になる方はぜひ調べてみてください。
ウ カーポート
上記掲載した図面を見ていただいて分かるとおり,この時点での新居については,カーポートを作ることは想定していません。
しかしながら,やはり車を野ざらしにしておくのはどうかな,という点と,地盤調査が回避されたのなら,その分費用を使い,カーポートつけてもいいかな,という考えが少し私達の間で出始めました。
この話は,来月(12月)の打ち合わせの際,M'社さんの担当さんに話をしてみたいと考えています。
ようやく軌道に乗り始めた新居を建てる話,大分忙しくなってきました。
(次回に続く)