四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

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福島県在住のアラフォーど素人初心者の手による週末農業(野菜・ハーブ育成)の様子を始め,県内(及び隣接県)の温泉,日本酒,釣り紀行,各種写真(野鳥,風景,猫等々)等,名産品や見所をゆるくご紹介するブログです。

カメラ小話(Nikon D5500③)

こんにちは,四十雀です。

今回は,私が所有している一眼レフデジカメ「D5500」に標準装備されているレンズ「AF-S NIKKOR 15-55mm」及び「AF-S NIKKOR 55-300mm」で使用できる,「テレコンバージョンレンズ(テレコン)」について,ご紹介したいと思います。

テレコンについては,以前のカメラ小話の中で,「Opteka」社さんの望遠レンズをご紹介した際,書いてみたところではあります。

ただ,基本カメラの知識に乏しい私の書いているものですので,もう一度,Wikipediaを見つつ整理したいと思います。

そもそも,まず,「コンバージョンレンズ」というものがあります。
これは,カメラのレンズに装着することにより,レンズの焦点距離を伸ばしたり,広角にしたりする機能があります。

この「コンバージョンレンズ」は,装着する形態により分類がされます。
まず,レンズの先端部に装着する「フロントコンバージョンレンズ(フロントコンバーター)」,さらに,レンズとカメラの間に装着する「リアコンバージョンレンズ(リアコンバーター)」です。

さらに,装着後の効果によりさらに分類されます。広角で撮影可能となる「ワイドコンバージョンレンズ(ワイドコンバーター)」と,より望遠で撮影可能となる「テレコンバージョンレンズ(テレコンバーター)」です。

以上によれば,前回ご紹介した「Opteka」社さん製品用テレコンバーターは,厳密には「リアコンバーター形式のテレコンバーター」ということになります。

前置きがかなり長くなりましたが,今回ご紹介するテレコンバーターも,「Opteka」社さん製品と同様の形態の物となります。

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どちらも「ケンコー」社さん製品で,右側が「デジタルテレプラス PRO300 1.4X DGX」,左側が「デジタルテレプラス MC7 2X DGX」という製品になります。

Kenko テレコンバーター テレプラス 1.4倍 PRO300 DGX ニコンAF用 601341

Kenko テレコンバーター テレプラス 1.4倍 PRO300 DGX ニコンAF用 601341

 

 

 
この2つのテレコンバーターですが,まず,偶然立ち寄った中古ショップに「デジタルテレプラス PRO300 1.4X DGX」が販売されていたのを見つけ衝動買い,さらに,使用してみたところ,使いやすいことが分かり,焦点距離の伸びる「デジタルテレプラス MC7 2X DGX」をオークションで落札したものです。

では,テレコンバーターの性能について,実際の写真を見ていただければと思います。

ちなみに,撮影したのは令和元年7月5日,午前7時頃の時間です。

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こちらがテレコンバーター装着前の「AF-S NIKKOR 55-300mm」で,300mmで撮影した写真です。(マニュアルモード、シャッタースピード160分の1、F値8,ISO800)

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こちらが「デジタルテレプラス PRO300 1.4X DGX」を装着して撮影した写真です(設定は上記と同じ。)。

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さらに「デジタルテレプラス MC7 2X DGX」を装着して撮影した写真です(設定はF値のみ11、以下同じ。)。
性能の差がよく分かると思います。

テレコンバーターを装着すると,どうしてもF値が落ち,暗く撮影されがちですが,マニュアルレンズとは違いオートフォーカスが使えること,また,オートフォーカス対応望遠レンズを買うよりもコスト面ではるかに手頃である点が非常に魅力です。

最近は,テレコンバーター装着レンズを主力に野鳥撮影に出かける機会が多くなっています。
とはいえ,あまりオートフォーカスに頼りすぎると野鳥に逃げられることもあり,その点ではマニュアルレンズに軍配が上がることもよくあります。

単純にどちらが優れているかという比較は正直できません,双方に一長一短あると思います。やはり,TPOに応じて使うのが一番だと思います。

ぜひご参考までに。