こんにちは,四十雀です。
今回は,「笹の川酒造」さんの日本酒について,ご紹介をいたします(全国新酒品評会(2018酒造年度)金賞受賞)。
笹の川酒造さんは,郡山市に酒蔵を構えています。同酒造のホームページによりますと,郡山市で酒造りを始めたのは明和二年(1765年)の老舗です(なお,記録上では,宝永七年(1710年)に,創業者の御先祖様の家に酒札の記録があるとのことで,実際の酒造りをしていた歴史はもっと古いのかも知れません。)。
その後,「山桜酒造」という酒蔵を設立した後に「笹の川酒造」を設立,両者が合併して現在の笹の川酒造さんが存続会社として残り,現在に至るという歴史があります(なお,「山桜酒造」の名称は,現在の笹の川酒造さんの建物付近に現存しています。)。
笹の川酒造さんの入口を示す看板の様子です。
笹の川酒造さんの看板その2です。
樽のマークからも分かるとおり,笹の川酒造さんは,日本酒だけではなくウイスキーの醸造をしているほか,甲類焼酎,乙類焼酎,スピリッツ,リキュールなど幅広い醸造を手がけています。
ここから先が笹の川酒造さんの敷地内となります。
笹の川酒造さんは郡山市(中通り地方)にある酒蔵なので,地元のスーパーには豊富に品揃えがあるところですが,今回,ご紹介用に購入しましたお酒はこちらとなります。
夏季限定で作られた純米吟醸酒で,青い瓶にひまわりのラベルがとても夏を感じる一品となっています。
グラスに注いでみました。
かすかに色がついているな,という感じで,それ程琥珀色という訳ではありません。
鼻を近づけてみますと,とてもフルーティないい香りを感じることができます。
次に一口。
まず,最初に舌先にかすかな酸味が感じられますが,次第にそれが濃い甘みへと変化していきます。それと同時に,口内にフルーティな香りが広がって行きます。
全体的な感想としまして,非常に飲み口の良い,美味しいお酒と感じました。
また,うちの細君いわく,とても飲みやすい,女性向けのお酒である,とのことでした。
ぜひ一度,お試しの程を。
(令和元年10月27日試飲)