こんにちは,四十雀です。
本日(令和2年11月25日)昼頃,ニュースを見ていたところ,漫画「釣りキチ三平」,「マタギ」等を描かれた秋田県出身の漫画家,矢口高雄先生が同月20日にすい臓がんで亡くなられた,というニュースが入りました。
私はアニメ版釣りキチ三平の再放送を見ていた世代で,今も時折,U-NEXTで見ています。
釣りキチ三平,見ていただくと分かるのですが,三平少年が住む場所(秋田県が舞台)というのは,本当に自然豊かな場所に設定されています。
近くの小川ではコイやギンブナ,タナゴが棲み,少し足を伸ばした場所ではヤマメやイワナのような渓流魚,また,カジカやアユなど清流を好む魚が生息しています。
アニメ版を見るたびに,釣り好きに取ってはまさに桃源郷,今の日本に,そのような場所が果たしてどれだけあるのか,いや,そもそも存在するのか・・・そう感じてしまいます。
同じ東北地方である福島県でも,なかなかここまで恵まれた環境にはありません。
本当に,自然の大切さというものを考えさせられる作品だと思います。
私も一応釣り人の端くれです,後世に自然を残せるよう,何か自分でもできるような取り組みなど,できることからしていければいいな,と考えています。
そして,素晴らしい作品を残された矢口高雄先生には,心よりご冥福をお祈り申す次第であります。
(令和2年11月25日)