四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

四十雀の素人・初心者による週末農業(+α)日記

福島県在住のアラフォーど素人初心者の手による週末農業(野菜・ハーブ育成)の様子を始め,県内(及び隣接県)の温泉,日本酒,釣り紀行,各種写真(野鳥,風景,猫等々)等,名産品や見所をゆるくご紹介するブログです。

新居を建てる話(その⑧)

こんにちは,四十雀です。

今回は,私こと四十雀が新居を建てるまでの話,第八夜となります。

時期:令和2年6月頃

さて,前回,モデルハウス展示場に行き,某有名メーカー(I社)さんの営業さんと話をし,実際に物件を見た結果,私達は,

①平屋建てロフト付き
②延べ床面積約30坪程度

の新居を建てる,という方針にすることを決定しました。

sizyuukara-1979.hatenablog.com


そして,次の課題としましては,実際にどの建築会社ないし工務店(今後,まとめて「工務店」で統一表現します。)と契約を結ぶか,という点となりました。

無論,上記のI社さんと契約を結ぶ・・・という選択肢もあったのですが,話を聞いていた際,大分屋根の上にソーラーパネルを設置することを推していたのと,内覧した物件がなかなか高額であった点もあり,選択肢から外すことにしました。

そこで,地元系の工務店を探す・・・ことになったのですが,生憎とどの工務店が良いものか,皆目見当がつきません。

ただ,幸いにも,当初計画していた「母屋をリフォームする」際に実家の両親が見つけた業者が新築の請負も行うとのことでしたので,まず,その業者(2社)を紹介してくれました。

この2つの業者ですが,

①T社
実家を建てた工務店(現在廃業)の下で修行した工務店

②M社
実家の両親が担当者を気に入ったという工務店

という工務店さんで,どちらも郡山市内ではなく,近隣市町村にある工務店さんでした。

そこでまず,この2社さんに対し,私が作成した間取り図(案)を交付し,①図面,②見積書の2つの提出を依頼しました。

今回は,T社さんとのやりとりをメインにお話していきたいと思います。

時期:令和2年7月頃

最初の打ち合わせに来のはT社さんの代表者さんで,見たところ私達よりも幾分お若い方のようでした。

代表者さんは,自社のパンフレットを示し,その手がける建物の説明を熱くされましたが,とにかく「天然無垢材」,「空間」,「色彩」について,特に強調し話されていました。

しかし,正直なところ私達はそれらにこだわりはなく,むしろ生活する上で実用的な面,「高気密」,「高断熱」を重視したい旨話をしました。

そして,代表者さんにいつ頃見積書と図面が出来るか聞いたところ,1ヶ月程度時間が欲しいとのことでした。

正直なところ,1ヶ月は少し長い・・・と思いはしましたが,最初に依頼した工務店さんということもあり,どこもそれくらいの時間を欲するのだろう,と考えて了承,完成を待つことにしました。

そして,約束の日に,T社さんが持参した図面を拝見したのですが,一目見て大変驚愕いたしました。

と,言うのも,

①1ヶ月の時間があったのに図面が手書きであった。
しかも,スケール等を使わない,フリーハンドと思しき線で書かれており,詳細が分かりづらい


②余白にT社さんのこだわりをアピールする文書が書かれているが,まさかの誤字が・・・。

③見積書を依頼したのに持参していない

というものだったのです。

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こちらがその現物の図面となります(誤字に関しては,「プラバシー」とあるのは正しくは「プライバシー」だと思います・・・。)。

さすがに1ヶ月の時間がありながら,出してきたものがこれでは,もう何もお話することはありません。

もはや深い話も特にすることはなく,「図面の中身を精査します。」として話し合いを早々に打ち切り,T社さんとのお付き合いはここまでとさせていただきました。

T社さんがなぜこのような図面を作成してきたか,正直よく分かりませんが,

①正式な契約前ということもあり,図面作成の労力を惜しんだ

②天然無垢材等が売りの工務店さんでもあり,それを使わないようならば,T社さん的には乗り気ではなかった

からでしょうか(これはあくまで私の推測ですが。)。

仮に,②が原因だとした場合,その気持ちやこだわり,理解できなくはありません。

ただ,私達は,ラーメンに例えるなら,素材云々の前に,シンプルかつ飽きない,ワンコインで食べられる昔ながらのラーメンを求めるタイプです。

T社さんは昨今多く存在する,「意識の高い」,一杯1000円程度するラーメンを提供するお店で,かつ,そのこだわりをこちらにガンガン押し付けてくるようなお店という感じがしました。

それが決して悪いとは言えませんが,しかし,客のニーズに答えられない,あまりに客にこだわりを押し付ける,となれば,おのずとそのようなお店からは足が遠のく気がします(分かりにくい例えで申し訳ありません。)。

いずれにしましても,2社のうち1社が敢え無く脱落することとなりました。
さすがにこれには楽観的な私達も不安を覚え,念のため,私達でも業者を探すことにしました。

新居を建てるというのは大きな買い物です,色々悩ましいことが続きますが,踏ん張らないといけません・・・。

(次回に続く)