こんにちは、四十雀です。
今回は、「花泉酒造」さんの日本酒について、ご紹介をいたします。
花泉酒造さんは、南会津郡南会津町に酒造を構えています。
より詳しく言いますと、旧南郷村があった地域となります。南郷村はトマトの栽培で有名な地域です。
ホームページによりますと、大正9年(1920年)創業とのことです。この地方は米どころですし、また、清流である伊南川がありますので、酒造りには適した場所だと思います。
花泉酒造さんのお店のたたずまいです。
軒下には杉玉が飾られています。
花泉酒造さんの主力製品は、屋号そのものの花泉です。南会津地方周辺では比較的簡単に手に入りやすいお酒です。
なお、南会津郡南会津町にある「道の駅きらら289」には、前掛けやお猪口など、花泉酒造さん関連グッズが販売されていました。特に前掛けは気になってしまいます。
さて、今回、ご紹介用に購入しましたお酒はこちらとなります。
720mlサイズの純米酒です。花泉酒造さんのロゴ入り袋がまた素敵すぎます。
グラスに注いでみました。
かすかに色づいているお酒からは、なかなか強いいい香りが漂ってくるのが分かります。純米酒でここまで強い香りは久しぶりです。
次に一口。
口の中に強い香りが広がり、それをさらに飲み干しますと、舌だけでなくのどでもその旨味を感じることができます。いわゆる辛口のお酒ですね。とても地酒感が強く、私は好きな味です。
うちの細君いわく、やはり辛口系の味で、女性目線では強い部類に入るのかな、との感想でした。
ちなみに今回、前回ご紹介しました「鶴乃江酒造」さんのお酒「会津中将」と一緒に飲んでいたのですが、そのつまみとして、このような物を用意してみました。
なかなか珍しい、馬のモツ刺しと、それを付ける辛子味噌です。
馬のモツ刺し自体は特にクセはないのですが、やはり辛子味噌をつけて食べる時に口の中を洗い流すのに、会津中将も花泉も、どちらもそれぞれの良さが出て、美味しさが引き立ち、どちらも会津のお酒だな、と強く感じました。
花泉酒造さんのパンフレットです。
ぜひ一度、お試しの程を。
(令和元年7月19日試飲)