こんにちは,四十雀です。
今回はワリエワ問題について,少しつぶやかせていただけたらとおもいます。
ワリエワと言えば,現在メディアを連日賑わせているROCのカミラ・ワリエワ選手のこと。
かいつまんで言えば,自身は故意に摂取した訳ではない(と主張する)ドーピングが発覚した,というものですよね。
本来はフィギュアスケートの個人戦に出場させるべきではないところ,CAS(スポーツ仲裁裁判所)が,同選手が15歳であり保護されるべき年齢であることを理由に出場を認めた訳です。
さて,個人的な意見としては,そんな前例を作りスポーツ仲裁裁判所は大丈夫なのか,と思いますね。
これってつまり,ドーピングをしてもその選手が問題なければおK,ということを示した訳ですからね・・・。
なんだかもういっその事,オリンピック(に限らずスポーツ全般)には出場年齢制限をかけた方がいいんじゃないでしょうか?
だって,フェアな戦いができないのですから。
まぁ,そもそも論で,オリンピックを行う必要性も微妙な気がしますが・・・平和の祭典を謳いますが,その実は商業主義となっている現実がありますし,また,マスコミによる偏重報道や国によってはプロパガンダ的な使われ方をしている現状を見て嫌になります。
sizyuukara-1979.hatenablog.com
今回の問題は一個人選手の問題でありますが,オリンピックの存在意義自体も問うてもいいんではないかと思います。
そう言えば,もう皆が忘れているだろう東京オリンピック,あれってどの程度経済効果なり負の遺産なりを残したのか,そういうのをきちんと検証し,その功罪を明らかにしてもらいたいですよね。
正直,国民の生活水準が年々低下している傾向にあると感じられるこの令和の御代,国はまずは国民保護を優先し,余力があって初めてオリンピックなりなんなりスポーツ事業に手を入れるべきではなかろうかと私は思いますが・・・。
(令和4年2月17日)