こんにちは,四十雀です。
さて,本年(令和4年)7月に発生した安部元首相受難事件,今もまだその衝撃が収まらない感がありますね・・・。
ところで,今回の事件でよくやり玉に挙げられているのが,安部元首相に配備されていたSPの対応を巡る話ですね。
SPとは「Security Police」,要人警護を目的として創設された警察であり,その歴史は昭和50年(1975年),当時の内閣総理大臣三木武夫が暴漢に殴られ負傷したことがきっかけなのだそうですね。
そのSP,今回は警護目的である安部元首相を守り切れなかったことについて,テレビ等メディアで散々叩いておりますが・・・正直,そんなに叩く必要があるのかな? と常々疑問に思っております。
確かに,警護目的を守れなかったのは失態であることは否定できないものの,SP達はその時点で全力で対処していたのは間違いありません。
それなのに,
①専門家ではないワイドショーなどのコメンテーターがドヤ顔で非難(単に「警護失敗」を叩いてガヤガヤ言い,効果的な対策の言及できない連中だと思いますが・・・。)。
②一見専門家らしい(元警察OB)連中が非難(でも,この元警察OBってどちらかというと上で指示する側で現場で要人を警護した経験があるか疑問。経験したことがない輩の非難は参考になるのか・・・。)。
というメディアによる報道が多く,なんだか失敗した側を叩くことに専念しすぎて観るに堪えない感が・・・。
正直,発生した事実はもうどうしようもない,それはそれで受け止め,公的機関による検証と対策を考えればそれで良いのではないかと思うのですが・・・。
ちょっとこの「メディアのなんでも叩く」ような傾向は好きになれません。
ところで,今回は二代前の首相にSPが付く,というものでしたが,この辺り,「要人」というものはどの程度の範囲を言うんでしょうかね・・・?
一応「元首相」の肩書を持つ人はそれなりにおりますし,それが国会議員やら国務大臣やらまで広がれば相当な数がおりますし・・・「要人」の範囲って結構幅広いですね。
また,それら「要人」を「どのような場合」に警護するのか,そこもよく分かりません。
個人的には,警護対象者が何らかの「公用」で移動する場合に護衛するものなのかな,と思っていましたが・・・選挙応援にまでSPが付くのはどうなのかな,とも思ったりもしています。
いずれにしましても,今回の事件については「何かを叩く」だけではなく,「何かを考える」契機になってもらいたいものですが・・・。
(令和4年7月26日)