こんにちは,四十雀です。
今回は,収穫した白菜を使い,石川県の郷土料理である「とり白菜」を作りたいと思います。
さて,このとり白菜,その名のとおり鶏肉と白菜を鍋に入れて加熱,生卵と醤油だしで食べる料理とのことで,似たような仲間に「とり野菜」という料理もあるそうです。
今回,週末農業で作っている白菜がそこそこ豊作で,何か白菜を大量消費するのに良いレシピがないか調べていたところ,このとり白菜を見つけました。
もちろん,食べてみるのも今回が初めてです。
まず,白菜をよく洗い,適当に食べやすい大きさに切ってみました。
なお,この白菜,ほぼほぼ無農薬で作ったのもので,洗うたびに小さな青虫君が出てきました苦笑
次に,鶏胸肉を用意,皮を剥き,こちらも食べやすい大きさに切ってみました(皮も適当に切ります。)。
そして,切った鶏胸肉は,醤油(約40ml)とみりん(約50ml),そして一味トウガラシとコショウをふりかけ,しばらく漬け込みます(今回は約30分くらい漬け込みました。)。
さて,鶏胸肉を漬け込んでいる間,とり白菜をつけて食べる,ようはすき焼きで言う割下を作ります。
まず,みりん(100ml)と日本酒(30ml)を鍋に入れ軽く沸騰させ,アルコールを飛ばします。
そこに砂糖を大さじ1杯入れ,十分溶かします。
さらに醤油(100ml)を入れます。
なお,今回,試しに濃口しょうゆと薄口しょうゆを半々でブレンドしたものを入れてみました(特に意味はありません。)。
最後にだし汁(水150mlに顆粒だし小さじ2分の1)を入れて少し煮立たせれば完成となります。
では,早速鍋を作ってみたいと思います。
まず,熱した鍋にゴマ油を垂らし,鶏皮から炒めていきます(本当は鶏油を使った方が美味しいそうです。)。
そして,白菜と鶏胸肉を同時に入れ,白菜がクタクタになるまで炒めます(白菜から結構水分が出るので焦げ付いたりはしません。)。
こちらが完成品となります。
早速食べてみますと,自家製の割下が程よくあまじょっぱく出来ていて,これに鶏肉と白菜をつけて食べるとかなり美味しい!
ちなみに自家製白菜,気持ち土臭いような風味がしている感じが。少し洗い方が足りなかった? そんなことはないと思いますが・・・。
このとり白菜,白菜の大量消費にはかなり向いていると思います。
仮に結構な量の白菜があっても,鍋に入れればかなりクタクタになって,案外ペロッと食べられると思います。
また,手製割下も美味しく,とり白菜の後,余った割下に玉うどんを入れて食べたところ,これまた美味しく頂くことができました。
興味のある方はぜひ一度,お試しください。
料理名
とり白菜
【材料】
白菜,鶏胸肉,醤油,みりん,一味トウガラシ,コショウ
(割下については日本酒,みりん,醤油,砂糖,だし汁)
【調理時間】
約40分
【備考】
シャープ社さんの「ヘルシオホットクック」を使用するとより簡単に調理が出来るとのことです。
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