こんにちは,四十雀です。
今回は,新潟県の「栃尾あぶらげ」のご紹介をしたいと思います。
全国的に知名度が高いと思われるこの栃尾のあぶらげ,新潟県長岡市栃尾の名物で,「あぶらげ」とは栃尾の方言で「油揚げ」を指す言葉です。
余談ですが,栃尾は平成18年(2006年)に長岡市に編入されるまでは市として存在していました。
栃尾あぶらげの歴史は江戸時代中期の頃に遡るようで,
①栃尾に存在する火伏せの神様「秋葉三尺坊大権現(秋葉神社)」に参詣する人へのお土産に考案されたとする説
②栃尾の馬市から生まれた,酒の肴として作られたとする説
の2説があるようです。
さて,そんな栃尾あぶらげですが,郡山市内のスーパーを眺めていたところ・・・。
何と販売されていました。
グルメ番組や旅番組で見たことはありましたが,まさか福島県で販売されていたとは・・・。
折角なので購入してみました。
なお,購入目的は上記2説のうちの②同様,酒の肴のためです笑
調理方法については・・・電子レンジで500W約1分30秒温め,薬味を乗せて食べることができるとのこと。
火を使わずに食べられるのは助かります。
では,早速,ラップをして加熱したいと思います。
ところで,栃尾あぶらげの特徴は①大きさ(長さ約20~22cm,幅約6~8cm,厚さ約3cm),②中の芯までふっくら揚げるため,低温と高温の鍋で2度揚げしている,点にありますが,皿に乗り切らないほど大きく,またふっくらしています。
温めた栃尾あぶらげ,ラップを外すと油揚げ特有の良い香りが漂ってきました。
そこに,自家製九条ネギと自家製一味トウガラシをまぶし,そしてポン酢をかけて完成です。
では,早速食べてみたいと思います。
見た目からも分かるように,とても肉厚な油揚げはふっくらして香りも良く,とても食べ応えがあります。
そして,薬味である九条ネギや一味トウガラシ,そしてポン酢とも相性がとても良く,これは酒の肴にぴったり。
個人的には,ネギや一味トウガラシ以外にも,ショウガや大根おろしなどを使っても良いように感じました。
幸い,新潟県はお隣の県です。
次回は機会があれば,本場でできたての栃尾あぶあげを味わってみたいと考えております。